ラジオ体操30年で表彰

 横浜市青葉区の山内公園ラジオ体操会が2018年度のラジオ体操優良団体等表彰で「府県等表彰」を受賞したことを記念し、表彰式とラジオ体操教室が7日、同公園で行われた。小雨が降る中、約70人が参加し汗を流した。

 同会は30年にわたり、地元の公園でラジオ体操を継続。最寄りの美しが丘四郵便局の協力を受けながら、地域の健康づくりと交流の場を維持してきたことが評価された。西貞義代表(94)は、かんぽ生命保険の中川西勝昭横浜支店長から賞状を授与され、「最初は5人ほどで始めた活動。元気で続けられたのもラジオ体操のおかげ」と喜びを語った。

 表彰後、NPO法人「全国ラジオ体操連盟」指導委員の藤元直美さんがラジオ体操教室を行い、体のひねりや腕の動かし方などの手本を参加者に伝授した。

 同表彰はかんぽ生命保険が、ラジオ体操の普及奨励に貢献した団体や個人を対象に実施。郵政省時代の1956年から始まった。

「山内公園ラジオ体操会」の西代表(前列左)ら約70人が参加して開かれたラジオ体操教室=横浜市青葉区

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