小学生がパスなど技術学ぶ SC相模原が教室

 サッカーJ3・SC相模原の選手が講師を務めるサッカー教室が7日、綾瀬市本蓼川の綾瀬スポーツ公園第1・第2多目的広場で開かれた。市サッカー協会少年委員会所属7チームの小学1~6年生の男女約200人が参加。パスやトラップの技術を学んだ。

 練習には同チームの選手ら約30人が加わり、小学生たちはアドバイスを受けながら汗を流した。

 選手の指導にも熱が入り、トラップの練習では「ボールを止める場所を意識して。蹴りやすい所に」、ゴールキーパーのキャッチング練習では「手の形を意識して」と身ぶり手ぶりを交えて声を張り上げていた。

 落合SCに所属する市立落合小6年の村上恋太郎君(11)は「リフティングやパスの時の体の動かし方を教わった」と満足そうな表情を浮かべていた。

 練習終了後、元日本代表ゴールキーパーの川口能活選手は「サッカーを長く続けて、楽しんでほしい」とメッセージを送った。

 参加者を代表して綾瀬サッカー少年団に所属する市立綾瀬小6年の宮川敬多君(11)が「教えてもらったことを忘れず、今後に生かしていきたい」とお礼を述べた。

 同教室は同市やSC相模原などの主催。競技の普及を目的とし、今回で5回目。

選手のアドバイスを受けながら練習に汗を流す子どもたち=綾瀬市本蓼川

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