プレス加工自動化装置メーカー「オリイメック」、アマダHDが子会社化 10月1日めど、全株式取得

 アマダホールディングス(社長・磯部任氏)は8日、金属プレス加工自動化装置メーカーのオリイメック(本社・神奈川県伊勢原市、社長・高畠一氏)の全株式を名村造船所から取得し、今年10月1日をめどに連結子会社化すると発表した。

 オリイメックは金属プレス加工ラインの自動化に必要な材料供給装置や搬送ロボットなどの周辺装置、ばね成形機などの開発・製造・販売・サービスを手掛けている。年間売上高は89億9900万円(17年12月期実績)。

 今回の子会社化により、アマダグループは自社のプレス加工機械とオリイメックの搬送ロボットなどの周辺装置を一体化させた自動化ソリューションをワンストップで提供することが可能となった。金属プレス加工ラインの生産性向上、コストや工数削減、メンテナンス効率化などのニーズに対応していく。

 今後は、プレス加工自動化ラインのソリューション提案、海外営業展開にも注力していく方針だ。

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