嘉永3(1850)年創業の老舗(有)栗山三仏堂 破産開始決定

 (有)栗山三仏堂(TSR企業コード:028774221、法人番号:8130002016197、京都市中京区壬生馬場町14、設立昭和57年5月、資本金300万円、栗山貴詞社長)は7月24日、京都地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には大谷俊介弁護士(西村法律事務所、京都市中京区烏丸通三条下ル、電話075-253-2035)が選任された。
 負債総額は約3400万円。

 嘉永3(1850)年創業。大本山御用達京佛匠として、荘厳品や仏像、仏具、位牌などの寺院用佛具、在家用佛具の製作・修復を手掛けていた。平成17年には「京の老舗表彰」を受賞するなど実績を重ねていた。しかし、仏壇仏具市場の縮小から営業環境は厳しさが増し、先行き見通し難から事業継続を断念し、今回の措置となった。

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