ロボットと遊ぼう 操縦や組み立て体験も 伊勢原で25日までフェス

 ロボットと触れ合うイベント「ロボットフェスティバル2018」がこのほど、伊勢原市田中の市立子ども科学館で始まった。25日まで。企業や大学によるロボットの展示や操縦、組み立て体験など多彩なイベントを行う。

 初日の7月31日は県立平塚工科高校(平塚市)の電気部が手作りおもちゃを披露。コントローラーで動くパンダの人形や、太鼓をたたくとセンサーが反応し、発光ダイオード(LED)の花火を光らせるおもちゃが子どもの人気を集めた。

 東京工芸大工学部(厚木市)は、約1メートル四方のコース内に、センサーで壁を感知して進むロボットを設置。子どもたちは周囲に木製の壁を置いてロボットを操り、ゴールまでの時間を競った。伊勢原市立成瀬小学校5年の光岡洋大君(10)は「ロボットの進路を選ぶことが難しかった」と話していた。

 入館料は高校生以上300円、小中学生100円、未就学児は無料。問い合わせは、同館電話0463(92)3600。

手作りのおもちゃで遊ぶ子どもたち =伊勢原市立子ども科学館

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