【ネトウヨ上等論】保守陣営の連帯なき今、WEBの草の根から政治とメディアを監視する「日本の良心・良識」たちと私は共に戦いたい

写真:AP/アフロ

「われわれの戦いは勝利だった。この戦いは終わっていない、われわれに代わって闘う同志の諸君が、再び安田講堂から時計台放送を行う日まで、この放送を中止します」

1969年(昭和44)1月のある夕刻。東大安田講堂に籠城した全共闘メンバーが続けていた時計台からの放送は、全員が逮捕される直前に最後のメッセージを流し、インターナショナルの大合唱とともに終わった。

1970年(昭和45)半ばまでの「全共闘の時代」といわれる短い叛乱の季節の終わり。

こんにちは! チバレイです。

相変わらず暑い日が続きます。皆様くれぐれも体調管理にはお気をつけください。

また、前回のコラムで杉田水脈議員の騒動について、私の思いを拙い文章でまとめ書きしたところ、多くの皆様からの賛同のコメントを頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいです。

改めて杉田水脈議員が今の日本に必要な政治家であることを再認識しました。

手元に一冊の本があります。

『狼煙を見よ/東アジア反日武装戦線 狼 部隊』(松下竜一著 河出書房出版)

1974年(昭和49)8月。東京丸の内の三菱重工本社で強力な爆弾を炸裂させ大惨事を招いたテロ事件。それを引き金に連続して企業爆破を決行した「東アジア反日武装戦線 狼」その犯人の人物像や活動について描かれたノンフィクションです。

■日本社会に武力による革命を突き付けた「異物」と「民族の免疫力」

爆弾製造マニュアル【腹腹時計】の発行でも有名なこの武闘派左翼グループ。その根底にあるのは「武力による反日革命」「国家・天皇制・民衆の戦争責任告発」「植民地主義的侵略企業の攻撃」という究めつけの極左ゲリラです。

メンバー全員が青酸カリを持ち歩き、逮捕されるときには自ら死ぬこと、目立つような発言・行動をせずに生活をし、ごく普通の市民として暮らしていたこと等で社会を驚愕させました。

学生運動が安田講堂陥落を機に沈静化に進む中、地下(民衆)に潜り込み先鋭化していった左翼ゲリラは過激派とされ「民衆の敵」として、今もなお厳しい公安監視対象下に置かれています。

日本人にはマルクス・レーニンといった外来思想を「異物」と認知し、本能的に嫌悪する働き、伝統的・家族的な民主国家形成を破壊し得る「異物」へ対する「民族の免疫力」があると思うのです。

それは、先人や祖霊への感謝・敬慕という宗教観と、永きに渡って単一民族で社会を形成してきた歴史的背景が影響しています。そして、それが根底から否定され、崩れたときに免疫力は低下し、外来の危険なウイルスの侵入を許してしまうのだと考えます。

戦後GHQは我が国に対し、日本弱体化政策をとります。それはまさに「民族の免疫力」の低下を招くに十分な悪意ある意識改革・洗脳でした。

それに便乗した日本共産党・旧社会党・日教組は徹底して自虐史観を植えつけ、偏向教育を行ってきました。無責任なマスコミはそれらに同調して煽りたて、遂には敗戦を境に戦前は軍国主義、戦後は民主主義という民族の分断(洗脳)に成功したのです。

政治テロは重大な犯罪です。連続して企業を爆破し、多くの犠牲者を出した「狼」のテロ行為は許されません。死刑判決も当然です。昭和天皇の御召列車をも爆破させる計画だったといいますから「異物」である危険思想の侵入がいかに恐ろしいのかよく判ります。

ただし、純粋であるが故に洗脳され、未熟な正義感によって過激な行動に走った若者たち、全共闘世代もまたある意味では被害者といえるのかも知れません。

その意味で米国はもとより、洗脳に加担した日本共産党・旧社会党・日教組やマスコミは加害者であり、その罪はとてつもなく大きなものです。しかし反省するどころか今や反日色をより強め、あからさまに他国の為に日本国家の弱体を担い、伝統・文化を滅ぼし続けています。

売国勢力を一日も早く解体せよ!

今こそ売国勢力を撲滅せよ!

日本人の正気を取り戻せ!

私の「民族の免疫力」は雄(雌?)叫びを上げています!

■杉田水脈「生産性」叩きで見えてきた、左派の強固な連帯と保守のなさけない反目

さて杉田水脈議員の「生産性」にまつわる言葉狩り・言論弾圧は、一向に収束するどころか、杉田水脈議員への個人攻撃として集中砲火が続いています。

そしてツイッターを初めとするSNS、ネット上では「擁護派」と「非難派」に別れて激しい論争が繰り広げられています。

前回同様に、以下敬称略での表記をお許しください。

ある程度は予測はできたものの、マスメディアの捏造・歪曲報道は酷いものです。特にNHK・朝日(AERA含む)・毎日・文春の悪意は媒体を通して伝わってくるほどに執拗かつ悪辣なものでした。すでにLGBTの当事者たちの気持ちなんて置き去り。一部のLGBT活動家と反日政党・反日マスコミ・反日パヨクが嬉々として「杉田水脈いじめ」をしている図式に他なりません。

また、立憲民主党はこれを機会に「同性婚」の法制化に向けて画策しています。この同性婚、簡単に外国人伴侶に日本国籍が付与される為、偽装結婚の隠れ蓑となりやすいこと、犯罪利用されやすいこと等、公共安全の観点からも慎重な対応が望まれます。

前回も書きましたが、LGBT運動は完全に同和問題・アイヌ・在日朝鮮人と同列の「弱者という名の強者」になってしまいました。当初の目的から逸脱し、近頃では良識的LGBTの人たちを「ホモウヨ」と貶め始めました。彼ら・彼女らの願いも虚しく一般社会に過激な集団と認知させてしまったのです。本当に残念で仕方ありません。

それにしても反日政党・反日マスコミ・反日パヨクの連携の素晴らしさには改めて驚かされます(笑)! 私が『さよならパヨク』(青林堂)で告発したパヨクの実態とその行動様式はいまだに健在のようです。

凡そ日本人らしからぬ統制の取れた国家破壊活動。以前から日本以外の国家規模での資金提供が噂されています。またそれらに裏付けされた指示系統の存在も。

反対に保守陣営とされる人々の反応、連携の無さには正直がっかりしています。

同じ自民党はもとより嫉妬に駆られた政治家、この時とばかりに杉田水脈叩きに乗っかる保守派とされる連中、黙りを決め込むことなかれ主義の言論人・評論家とされる面々!

更に見苦しいのはネットに書き込む自称保守。「何が悪かった」「どうすれば良かった」「自分はこう考える」って、そんな講釈要りませんから! だったらご自分で実名で発言するなり、”パヨク”勢力に向けて発信するなりしてください。

敵は一丸となって総攻撃を掛けてきています。孤軍奮闘する同志一人護る気概もなくして、国を護ることができるのでしょうか。机の上で偉そうに理屈をこねたって誰の胸にも響きません。「保守ビジネス」「似非保守」なんて揶揄されても仕方ないですよね!

私は今回、誰が味方で誰が敵なのか、誰が本物で誰が偽物なのか、ハッキリと見極めました。コソコソと小細工をしても全部筒抜けですよ! その為の情報も日々入手しています。私は決して忘れません!

とはいえ、ここにきて心ある保守系の方々が杉田水脈の擁護発言をされ、支持を明らかにされていること、本当にありがたく心強い思いをしています。

■ネトウヨで何が悪い!? 情報を集め、的確に分析する彼らが新たな「日本の良心・良識」だ

今私が「味方」として信頼しているのは名もなきネット民の人たち。愛国的・保守的スタンスから「ネトウヨ」といわれる普通の日本人の皆さんたちです。

感情的にならず、”パヨク”勢力の行動や発言を情報収集し、冷静かつ的確に分析し理論立てて反論していく頼もしき人々。そして杉田水脈はそんな良識的ネット民から大きな支持を受けているのです。

ニート・社会的弱者、自分の不満を更に弱い立場の在日を叩くことで満たすという創られた「ネトウヨ像」…。これはその実力を恐れ、ネガティブなイメージを作り、レッテル貼りするためのでっち上げに過ぎません!

事実この数年は、ネット民が”パヨク”の実態を暴く快挙を次々にあげています。また行動する保守とされる方にもネットで発信を続ける方が多くみられます。

日本人が自国を愛し誇りを以て発言すること、その感情が自然発生することは何らおかしいことではありません!

以前、杉田水脈・はすみとしこ・千葉麗子が「ネトウヨ姫・3人衆」として記事にされたことがありました。その節はありがとうございました。とても光栄に思っているんですよ! だって私は正真正銘の「ネトウヨ」なのですから(笑)!

良識的ネット民は当初から杉田水脈擁護の立場を明らかにしつつ、問題の寄稿文を検証してきました。中にはLGBT当事者の方も多くいらっしゃいます。そして、杉田水脈擁護の声は日増に大きくなり「杉田水脈を護れ!」という大きな流れを作り出しました!

皆さんの良識的な声、暖かい声援は杉田水脈に届いています! 私たちは自民党議員・杉田水脈である前に、一愛国者としての杉田水脈に共感し応援してきました。

杉田水脈は必ずや今回の騒動を乗り越えます! それが皆さんの気持ちに応えることなのですから。

強固な保守陣営という幻想が崩れていきそうになる中、「日本人の良心」「日本人の良識」にネット上で触れることができたことは大きな喜びでした。また、戦後73年を経て日本人の中に「民族の免疫力」が回復されつつあるのを実感できたことも幸せなことです。

我が国は例え一方に振れても、必ず逆に振れようとする力、もとに戻そうとする力を有します。

そして、それが私たちの祖国日本なのです。

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