マンチェスター・ユナイテッド伝統の7番を背負いながら満足な結果を残せず、復活を目指してフランスのリヨンへ移籍したFWメンフィス・デパイのことを覚えているだろうか。
リヨンでは復活の兆しを見せており、より大きな舞台で改めて自身の能力を披露したいところだった。しかしオランダ代表は今夏のロシアワールドカップ出場権を逃していたため、デパイは何とも静かな夏を過ごしたまま新シーズン開幕を迎えようとしている。ワールドカップでもう1度インパクトを残すことができれば、リヨン以上のクラブからオファーが届いた可能性もあっただろう。
仏『L'Equipe』によると、デパイもビッグクラブ移籍を求めている。リヨンの環境には満足しているようだが、この位置でキャリアを終える考えは全くないようだ。
「現状にとても満足だけど、僕はより大きなクラブに行きたいね。今後何が起きるか楽しみだよ。今はシーズンのスタートへ100%を尽くしたい。選手の誰もが世界最高のリーグ、クラブでプレイしたいものさ」
1度マンUの環境を経験してしまえば、忘れるのは難しいだろう。マンUでは奇抜なファッションなどお調子者すぎると批判されたこともあったが、デパイは当時のようにスター選手としてスポットライトを浴びるキャリアを夢見ているのだろう。