横浜市は9日、課税処理を放置した鶴見区税務課の男性職員(51)を減給3カ月(10分の1)、自転車を盗んだとして書類送検された広聴相談課の男性職員(27)を停職2カ月の懲戒処分とした。
市人事課によると、鶴見区税務課職員は2010~17年度に課税すべきだった固定資産税と都市計画税計21件を放置、約2144万円が課税漏れとなった。うち10~12年度分の6件約120万円は課税できる期間が過ぎ、徴収できない。
広聴相談課の職員は今年3月17日、都内の歩道に止めてあった無施錠の自転車を無断で使い、警視庁愛宕署に事情聴取され、窃盗容疑で東京区検に書類送検された。5月に不起訴処分となっている。