ウエディングで横浜元気に 初代ヴィーナス選出コンテスト

 ウエディングで横浜を元気にしようという初のコンテストが8日、横浜市西区の新都市ホールで開かれた。応募114組の中から事前審査を経て16組が出場。約1100人の来場者が見守る中、3部門でグランプリ「出逢(あ)いのヴィーナス」が選ばれた。

 横浜fカレッジなどの共催。地域活性化に向けた県との包括協定の一環で、少子高齢化への歯止めや商業・観光振興につなげてもらう狙い。出場者は特技やウエディングドレス姿などを披露し、横浜への愛着や結婚の素晴らしさを表現した。

 将来の結婚を夢見る12歳以上18歳未満の女性が対象の「プリンセス部門」には海老名市の高柳芽生さん(18)、18歳以上の未婚女性を選ぶ「クイーン部門」には泉区の高橋愛月(あいら)さん(19)、横浜市内で挙式した家族を選ぶ「ファミリー部門」には、同市金沢区の木内進さん(41)一家がグランプリに輝いた。

 3組は今後1年間、ウエディングの街としての横浜の良さをPRしていく。木内さんの妻浩子さん(37)は「結婚すると楽しいことがいっぱい。横浜の魅力や結婚の素晴らしさを伝えていきたい」と話している。

初開催されたウエディングで横浜を元気にしようと企画されたコンテスト

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