夏休み期間中、地域(ちいき)の大人が見守りながら家の近くの公民館で勉強をする学習会が、佐世保(させぼ)市小佐々(こさざ)地区で開かれ、市立小佐々小の児童が夏休みの宿題に取り組んでいます。
地域と学校が一体となって子どもを育てようと、各地区の子ども会を中心に昨年から始めました。校区内の6地区で、3日~1週間ほど開かれます。
7月25日、黒石地区公民館(小佐々町)では児童14人が参加。近くに住む大人6人に「答えは合っているけど、ていねいに書かないと正解(せいかい)はもらえないよ」「目が悪くなるから姿勢(しせい)よくすわろう」などとアドバイスを受けながら、真剣(しんけん)な表情(ひょうじょう)で算数や国語の宿題をしていました。
同校の放課後補習学習ボランティアにも参加している青山(あおやま)みどりさん(70)は「スーパーで声をかけてくれる子もいて、元気をもらっている」と笑顔。4年の室田呼人(むろたよひと)君は「家より集中できて、分からないことは聞けるので、はかどる」と話しました。
メクル第297号 夏休み学習会 地域の大人がアドバイス 小佐々地区
- Published
- 2018/08/11 09:39 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 18:12 (JST)
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