障害者らを正社員に 県立地企業の水産加工会社

県立地企業の認定を受ける「SA・Te黒潮」の久壽米木代表(右)

 企業として収益を出しつつ高齢者や障害者の雇用を増やす「社会的企業」を目指す合同会社「SA・Te(さーて)黒潮」(久壽米木(くすめぎ)正一代表社員)が県の立地企業として認定され、11日から門川町で営業を始めた。カラスミや水産物の加工場、販売所を開設。2021年度までに26人を正社員で雇用し、うち10人程度を障害者・高齢者とする予定。久壽米木代表は「地域社会に貢献するため全力を注ぎたい」と話している。

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