武藤嘉紀の”10分間”を地元紙はどう評価した? 夢のプレミアデビュー「ベニテスにとって……」

ニューカッスルでデビューした武藤 photo/Getty Images

11日のトッテナム戦でニューカッスルに移籍した日本代表FW武藤嘉紀がプレミアデビューを飾った。出場時間は10分ほどと短かったが、武藤の動きを現地紙はどう評価したのか。

地元紙『Chronicle Live』は、まず武藤より先にピッチに入ったもう1人の新加入FWサロモン・ロンドンについて、「翌週はロンドンがスタートから出ることになるだろう。彼はベニテスの4-2-3-1に完璧にフィットしている」と評価し、今後はロンドンが1トップで固定されると見ている。

一方で武藤については、「アヨゼ・ペレスに代わって10番の位置に入った武藤は、走力やクレバーな動きなど、短時間ながらサポーターに軽く自己紹介した。彼のラストパスは不十分だったが、10番の位置など複数の役割をこなせるため、ベニテスにとって新たなオプションになるはずだ」と一定の評価を下している。

まだオプションという位置づけで、スタメンにふさわしいと評価されたわけではない。途中出場での起用が続くかもしれず、そこでどれだけのインパクトを残せるかが勝負となりそうだ。

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