休耕田に10万本 ヒマワリが見頃

 川崎市麻生区早野にある市内最大規模のヒマワリ畑で、約10万本のヒマワリが見頃を迎えている。

 農業振興地域の景観保全と地域活性化を目的に、早野農地管理組合とJAセレサ川崎、市などが2016年からヒマワリ栽培に取り組んでいる。

 計約6千平方メートルの休耕田に6月に種をまいて育てた。市都市農業振興センター農地課は「昨年はうまく咲かなかったが、今年は種のまき方を工夫し、雑草対策などをして育てた。今週いっぱいは楽しめるのではないか。近隣の水田風景とともに観賞してもらえれば」と話している。

 14日午前9時~12時に近くの早野聖地公園で地元農家による野菜直売会も開かれる。小田急小田原線柿生駅から東急田園都市線市が尾駅行きバスで早野下車、徒歩7分。

見ごろになったヒマワリ畑の写真を撮る親子連れ=川崎市麻生区早野

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