今夏にナビ・ケイタ、ファビーニョが加入したことでリヴァプールの中盤は豪華になった。しかし、ケイタとファビーニョに簡単にポジションを渡すまいと燃えているのがMFジョルジニオ・ワイナルドゥムだ。ワイナルドゥムは開幕節のウェストハム戦に先発出場し、積極的な攻撃参加からシュートを放つなど印象的なパフォーマンスを見せていた。ケイタ、ファビーニョとポジションを争う力は十分にある実力者だ。
英『LIverpool Echo』によると、ワイナルドゥムはポジション争いを歓迎しており、リヴァプールのようなビッグクラブでは避けられないものと理解している。
「僕はいつだってプレイしたい。こうした争いはリヴァプールではあるものだ。マンチェスター・シティやチェルシーでもそうだよ。各ポジションで争いがあるのは良いことだと思う。リヴァプールのようなクラブはすでに選手が揃っていたとしても、良い選手を獲得するものなんだ」
ワイナルドゥムは退団を考えたことがないとも強調しており、競争に挑む考えだ。ワイナルドゥムだけでなく、リヴァプールにはアダム・ララーナ、ジェイムズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソンらもいる。中盤のポジション争いはプレミア屈指のレベルにあると言っていいだろう。最終的に誰が指揮官ユルゲン・クロップの信頼を勝ち取るのか。中盤の争いは要注目だ。