積極的な補強に動いたリヴァプールやアーセナルなどに比べ、今夏の補強ゼロが騒がれているトッテナム。補強ゼロで大丈夫なのかという声も多いが、MFエリック・ダイアーは批判している者を黙らせてやると意気込んでいる。
英『Evening Standard』によると、ダイアーはトッテナムの現陣容に自信を持っており、補強したから必ず強くなるとは考えていないようだ。
「みんなを黙らせる大きなチャレンジだね。僕たちはこのチャレンジを楽しむつもりだよ。トッテナムは各ポジションにファンタスティックな選手がいる素晴らしいチームだ。強化するのは簡単なことじゃない。他クラブは選手を獲得しているけど、抱えていた選手よりも優れた選手を獲得した例は多くない。僕たちは本当にハッピーだし、ファンタスティックな組織なんだ」
マンチェスター・シティもリヤド・マフレズを獲得したが、レギュラーの座を掴めるかは分からない。マンチェスター・ユナイテッドも即戦力はフレッジくらいだ。トッテナムの補強ゼロばかりが騒がれるが、昨季からの戦力維持に努めたクラブも多い。トッテナムも主力を残すことには成功しており、昨季までに磨いてきた組織力でプレミア制覇を狙う構えだ。