“伝説のモデル”譲りの機械式LSD装着、『アバルト595』に走りの限定車が登場

 名門アバルトの走りの遺伝子を継承する存在として、“サソリの毒”を現代に体現した基幹モデル『Abarth 595 Competizione(アバルト595コンペティツィオーネ)』に、操る楽しさ凝縮した特別な限定車が登場。アバルト史上最速のモデルとして、もやは伝説と化しつつある『695 Biposto(ビポスト)』譲りの機械式LSDを装着するなど、走りに特化したモデルとして、8月25日から発売が開始される。

 今回『アバルト595コンペティツィオーネ』に設定された限定車『595 Competizione Performance Package II(パフォーマンス・パッケージ・ツー)』は、ドグミッションを積むなど、モータースポーツのノウハウが随所に盛り込まれた伝説のモデル『695 Biposto』と同じ機械式リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を搭載。コーナリングからの立ち上がり時に必要となるトラクション性能が極限まで引き上げられている。

 そのほかにも、ベースとなった『595コンペティツィオーネ』の5速MTモデルに対し、最高出力180PSを発揮する高出力エンジン、スポーツエキゾーストシステム“レコードモンツァ”、ホールド性能に優れるSabelt製スポーツシートなどを継承しながら、さらに数々の専用装備を搭載して、動力性能やスポーティなエクステリアがより一層引き立てられている。

 さらにボディカラーには、この限定車専用のGrigio Pista(グレー)を採用。同時に、専用17インチアルミホイールやイエロー仕上げのブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパー、ブラックのABARTH サイドストライプおよびリップスポイラーなどを組み合わせ、スポーティ感がさらに際立つスタイリングとなっている。

 この仕様に対し、限定台数100台のうち右ハンドル、左ハンドルで各50台が用意され、価格は398万円となっている。

公式サイト:http://www.abarth.jp/limited/595competizionepp2/

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