横浜の路上で強盗相次ぐ 複数の若い男の犯行か

 15日未明、横浜市緑区と青葉区の路上で、男性が複数の若い男に現金を奪われる被害が相次いだ。県警は連続強盗事件の可能性もあるとみて、逃げた男たちの行方を追っている。

 緑署によると、同日午前3時10分ごろ、緑区鴨居1丁目の遊歩道で、サイクリング中の東京都多摩市の無職男性(40)が複数の男に「金を出せ」と脅され、現金約8千円を奪われた。7人組とみられ、いずれも10代ぐらい。ヘルメットで男性の顔を殴ったという。

 青葉署によると、約1時間後の同4時15分ごろ、緑区の現場から9キロほど離れた青葉区奈良5丁目の路上で、徒歩で出勤途中だった同区のパート男性(43)が複数の男に「金を出せ」と脅され、奪われた財布から現金約3千円を抜き取られた。男たちは5、6人で、複数台のオートバイで逃げたという。

 被害に遭った男性2人はそれぞれ顔や肘などに軽傷を負った。

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