プレミアリーグの20クラブ、2018年夏の補強ランキング

『FourFourTwo』は12日、「プレミアリーグの20クラブ、夏の補強ランキング」という記事を掲載した。

今夏のマーケットでもっとも良い補強をしたクラブは?一方、あまり良い取引ができなかったクラブはどこ?

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今回はトップ3とワースト3を抜粋してお届けする。

1位:ウォルヴァーハンプトン

主な加入: アダマ・トラオレ:1800万ポンド(およそ25.39億円)

ディオゴ・ジョタ:1230万ポンド(およそ17.35億円)

ウィリ・ボリ:1000万ポンド(およそ14.1億円)

ベニク・アフォービ:1000万ポンド(およそ14.1億円)

ジョアン・モウティーニョ:500万ポンド(およそ7.05億円)

レアンデル・デンドンケル:ローン

ラウール・ヒメネス:ローン

ルイ・パトリシオ:フリー

退団 ベニク・アフォービ:ローン

バリー・ドゥグラス:300万ポンド(およそ4.23億円)

ベン・マーシャル:150万ポンド(およそ2.12億円)

プランス・オニャンゲ:50万ポンド(およそ7050万円)

カール・イケメ:引退

否定的なものはなにもない。最も積極的な動きをし、ポルトガルの守護神ルイ・パトリシオ、司令塔ジョアン・モウティーニョ、快足MFアダマ・トラオレも獲得。

また、ビジネスとしてもベニク・アフォービを1000万ポンドで買い、1200万ポンド(およそ16.92億円)の買取義務付きでストークに貸すという賢い取引をしている。

2位:フラム

主な加入: アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ:3000万ポンド(およそ42.31億円)

ジャン・ミカエル・セリ:2500万ポンド(およそ35.26億円)

アレクサンダル・ミトロヴィッチ:2200万ポンド(およそ31.03億円)

アルフィー・モーソン:1500万ポンド(およそ21.16億円)

ジョー・ブライアン:600万ポンド(およそ8.46億円)

ファブリ:540万ポンド(およそ7.62億円)

マクシム・ル・マルシャン:500万ポンド(およそ7.05億円)

アンドレ・シュールレ:ローン

セルヒオ・リコ:ローン

ルシアーノ・ビエット:ローン

カラム・チェインバース:ローン

ティモシー・フォス=メンサー:ローン

主な退団: デイヴィッド・バトン:400万ポンド(およそ5.64億円)

ジャン・ミカエル・セリやアレクサンダル・ミトロヴィッチらを獲得し、さらに最終日にも5名を加えるという積極的な補強を見せたフラム。

楽観的に見れば素晴らしい内容だ。これらの選手がチームにオプションを加えられれば、プレミアリーグでの戦いの準備は万全だ。

3位:レスター

主な加入: ジェームズ・マディソン:2200万ポンド(およそ31.03億円)

チャーラル・ソユンジュ:1900万ポンド(およそ26.8億円)

リカルド・ペレイラ:1750万ポンド(およそ24.68億円)

フィリップ・ベンコヴィッチ:1300万ポンド(およそ18.34億円)

ラシド・ゲザル:1260万ポンド(およそ17.77億円)

ダニー・ウォード:1250万ポンド(およそ17.63億円)

ジョニー・エヴァンズ:350万ポンド(およそ4.94億円)

主な退団: リヤド・マフレズ:6000万ポンド(およそ84.62億円)

アーメド・ムサ:1480万ポンド(およそ19.75億円)

ロベルト・フート:フリー

エヴァンズ、ベンコヴィッチ、チャーラルと3名のセンターバックを獲得したのは、ハリー・マグワイアの退団に備えたものであったはずだが、ただ戦力を増強した形に。

マフレズやムサはかなり高く売れており、大量補強の資金を調達することにも役に立っている。

18位:バーンリー

主な加入: ベン・ギブソン:1500万ポンド(およそ21.16億円)

マチェイ・ヴィドラ:1100万ポンド(およそ15.51億円)

ジョー・ハート:350万ポンド(およそ4.94億円)

主な退団: ディーン・マーニー:フリー

クリス・ロング:フリー

ジョー・ハートに2年契約を手渡したのは信じられないほど近視眼的であり、トム・ヒートンはすぐに戻ってくるし、ニック・ポープも今季中には復帰できる。状況を考えればハートは高すぎる。

ヴィドラの獲得も疑問だ。彼はクリス・ウッドやサム・ヴォークスを置き換えられるものではないし、ヘンドリックの替わりに10番を任すことも難しい。どうフィットするのかは分からない。

唯一ベン・ギブソンについては守備陣にとって非常に重要な契約になるだろう。

19位:マンチェスター・ユナイテッド

主な加入: フレッジ:5200万ポンド(およそ73.34億円)

ディオゴ・ダロット:1930万ポンド(およそ27.22億円)

リー・グラント:150万ポンド(およそ2.12億円)

主な退団: ダレイ・ブリント:1410万ポンド(およそ19.89億円)

サム・ジョンストン:650万ポンド(およそ9.17億円)

マイケル・キャリック:引退

ジョゼ・モウリーニョは2週間前「あと2名の選手が欲しい、それは可能だと思っている」と話していた。しかしエド・ウッドワードは手ぶらで戻ってきた。

1~2枚のセンターバックを補強したかったが、結局そこには何もなし。しかし、モウリーニョは就任以降3000万ポンド(およそ42.31億円)以上のストッパーを2名買っていることを忘れるわけにも…。

また、ファーガソン時代のベテランウインガーをサイドバックで使い続ける状況が続くのも奇妙なことだ。

20位:トッテナム

主な加入: なし

主な退団: なし

新しいスタジアムが加入した。チケット価格を最大50%上昇させるほどの補強だったらしい。

なお、これ以外の中間順位については以下の通りだ。

17位:ワトフォード

16位:エヴァートン

15位:チェルシー

14位:ニューカッスル

13位:サウサンプトン

12位:クリスタル・パレス

11位:カーディフ・シティ

10位:マンチェスター・シティ

9位:ボーンマス

8位:ハダーズフィールド

7位:アーセナル

6位:ブライトン&ホーヴ・アルビオン

5位:ウェストハム

4位:リヴァプール

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