三浦のご当地検定に挑戦 子どもら、絵はがき作りも

 三浦の魅力を学ぶ子ども向けイベントが15日、複合施設「うらり」(三浦市三崎)で開かれた。参加した約20人は写真を見ながら地域の風景や祭りの絵を描いたり、“ご当地検定”に挑戦したりした。

 子どもたちは用意された写真を基に、灯台や海南神社例大祭の様子などを、色鉛筆などではがきに描いた。

 検定では、イベントを主催した三浦商工会議所青年部が、文化や歴史などに関する問題を30問作成。参加者は「三崎の魚市場に一番並ぶマグロの種類は」「第2次世界大戦中に市内に飛行場があった場所は」といった問題に、頭を悩ませていた。小学5年の女子児童(11)は「身近なことでも知らないことが多く検定は難しかった。知ったことを友達に教えたい」と話した。

 イベントは、子どもたちに三浦の魅力を再発見してもらい、発信してもらおうと企画された。絵はがきの複製品は20日から31日まで、「うらり」で展示される予定。

三浦の風景などをはがきに描く子どもたち=三浦市三崎

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