猛暑の一服

きょう16日(木)に最高気温が35℃以上という猛暑日となったのは、気象庁が気温を観測してる全国927個所のうち3か所と、38日ぶりに一桁となりました。東北・北陸地方に豪雨をもたらした前線が南下し、東シナ海を北西進している台風18号の周囲をまわるように、日本の南海上の暖かくて湿った空気が流入し、西日本や沖縄地方では雨や曇りの天気となったためです。
あす17日(金)は、北海道では低気圧により、沖縄地方では台風18号周辺の雲によって雨となります。その他の地方では前線が日本の南海上にまで南下して晴れて気温が上がりますが、乾いた移動性高気圧におおわれての暑さですので、長く続いた猛暑も一服です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:17日の天気予報。

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