カブスが1点を守り抜き接戦制す 70勝リーグ一番乗り

【カブス1-0パイレーツ】@PNCパーク

カブスは4回表にイアン・ハップの13号ソロで奪った1点を4投手による完封リレーで守り抜き、パイレーツに1対0で勝利。パイレーツ4連戦の初戦を制するとともに、ナ・リーグ一番乗りで今季70勝に到達した。カブス先発のジョン・レスターは2回裏に3者連続空振り三振を奪うなど序盤から安定したピッチングを展開し、6回92球を投げて被安打5、奪三振8、無四球、無失点という好投で今季13勝目(5敗)をマーク。一方、パイレーツ先発のイバン・ノバも7回途中1失点の好投を見せたものの、ハップの一発に泣き、今季7敗目(7勝)を喫した。

パイレーツとの接戦を制したカブスは、これで1点差ゲームに5連勝。今季の1点差ゲームは18勝17敗となり、白星が先行した。レスターは今季最多タイの8三振を奪った一方で、無四球も今季3度目と安定したピッチング。レスターのあとを継いだスティーブ・シーシェック、カール・エドワーズJr.、ペドロ・ストロップの3人もそれぞれ1イニングを無失点に抑え、完封リレーを完成させた。2位のブリュワーズは試合がなく、カブスとブリュワーズのゲーム差は3.5に拡大。ダルビッシュ有やクリス・ブライアントといった故障離脱中の主力選手も戦列復帰に向けて着実にステップを踏んでおり、地区3連覇への視界は良好と言えそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.