第100回全国高校野球選手権で17日、南神奈川代表の横浜は秋田の金足農に4-5で逆転負けし、10年ぶりの8強入りを逃した。
横浜は初回に1番山崎の三塁打を足がかりに2点を先行。三回に同点2ランを浴びたが、六回は遠藤が勝ち越し打、七回には角田が4点目を生むタイムリー。エース板川は走者を出しながらもうまく交わし続けた。
しかし、2点リードの八回裏、先頭から連打を浴びると、1死一、二塁から金足農の6番高橋に痛恨の逆転3ランを許した。
九回にはプロ注目の右腕吉田に3者連続三振を喫した。計12安打を放ったが、最後は力負けした。
エース板川は「打撃陣が頑張ってくれていたので、自分が頑張らなければと思っていたが、最後のホームランは入るとは思わなかった。相手の方が上だったということ。粘り強い自分らしい投球はできたが、負けたので悔いが残る」と赤い目で振り返った。