カブスの先発左腕・モンゴメリーが左肩炎症でDL入り

2年ぶりの世界一を目指すカブスから心配なニュースが飛び込んできた。先発陣の一角を担うマイク・モンゴメリーが左肩の炎症によりDL入りすることが発表された。日本時間8月18日のパイレーツ戦ではチームは勝利を挙げただけに今後の戦いに大きな影響を与えそうだ。

カブスの貴重な左腕として活躍しているモンゴメリーは今季、リリーフからのスタートだったが、先発陣の不調や故障により5月末から先発ローテーションの一角を任された。ここまで32試合(13先発)に登板して4勝4敗 防御率3.62を記録している。8月は3試合で1勝0敗 防御率0.73と好調でこれからというときだった。今回のDL入りは日本時間8月15日に遡って登録されることになる。

今回のモンゴメリーのDL入りについてジョー・マドン監督は「これは肩の炎症を止めるため、彼に長い休養を与えるための措置だよ」と説明した。マドン監督によればモンゴメリーの復帰は長引くことはなく早期復帰が見込まれるという。同時に「モンゴメリーには復帰したら高いパフォーマンスを期待したいね」と話しており、大事には至らないそうだ。

モンゴメリー離脱の措置としてカブスではリリーフに配置転換になっていたタイラー・チャットウッドを先発に戻し、日本時間8月19日のパイレーツ戦で登板させる予定であることが明らかになった。また、リリーフ左腕のランディ・ロサリオが再昇格となり投手陣の補強を行った。シーズンも後半に入り、チームにとって負けられない戦いが続く。この日はモンゴメリーの残念なニュースもありながらダルビッシュ有が月曜日、1Aのサウスベンド・カブスでの試合でリハビリ登板することも報じられている。1日で多くのニュースがあったカブス、今後の戦いに注目だ。

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