【平成の長崎】8000人の“大パレード” ながさきまつり最終日  平成元(1989)年

 長崎開港419年を記念する「ながさきまつり」最終日の4月29日、約8千人が参加する大パレードがあり、民踊行列、バトントワラーズ、ブラスバンドや、各企業の趣向を凝らした出し物などが続々と繰り出した。
 今年は長崎市制100周年を祝うとともに、来年の長崎旅博に向けて前景気を盛り上げようと、昨年の5千人を大きく上回る8千人もの参加者があった。
 パレードの圧巻は、長崎民踊舞踊連盟による総勢約1000人の民踊行列。旅博音頭を踊る浴衣姿が道路いっぱいに埋め尽くし、祭り気分は最高潮。(平成元年4月30日付長崎新聞より)

道路を埋め尽くす民踊パレードで祭り気分も最高潮に=長崎市万才町、国道34号

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