「水のない水族館」 フィッシュアート展開催
魚を中心とした手ひねりの陶芸アート展が「すみれラボギャラリー」で開催されました【3月17日（土）〜22日（木）】。
美しいホワイトの壁、やわらかな自然光やこだわりの照明が、作品の魅力を存分に引き出していました。
温かみのある手ひねり 琵琶湖の魚イキイキと
今にも動き出しそうなほどリアルに再現された琵琶湖の魚。姿、形、色彩まで細部にこだわり、立体感と跳躍感にあふれた陶芸作品は、写真や絵とは一味違った力強さがあります。
作家の渡辺隆雄さんによると「日本の湖、河川、海の固 有種や絶滅危惧種をできるだけ正確に陶芸で再現し、後世に伝えたい。
何百、何千年たっても陶芸なら保存が可能」とのこと。
ふるさとの魅力を 滋賀のギャラリーで
渡辺さんは、天皇陛下が滋賀へ来訪された10年ほど前のイベントで、60種類にもおよぶ琵琶湖の魚を制作。
「大好きな琵琶湖の魚は滋賀の宝。それらを今一度、地元の人たちにも見てもらいたくて個展を開いた」。
すみれラボギャラリーは、誰かの熱い想いを伝えるお手伝いをします。あなたの大切な想いを〝すみれラボギャラリー〞で表現しませんか。
取材：2018年6月
