【平成の長崎】消費税スタート 買いだめで客足少なく 平成元(1989)年

 わが国初めての大型間接税、消費税が4月1日スタートした。
 消費者が自衛のため少しでも買いだめしようと前日の31日、各店は閉店間際までにぎわったが、1日は反動からか、ふだんの土曜日より少ない客足。消費税実施は了解済みといった表情で商品を買い求め、売り場でのトラブルはほとんどなかった。(平成元年4月3日付長崎新聞より)

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