元気になる守山のまち
守山市は平成19年から中心市街地活性化に向けた取り組みをスタートし、市民の意見を取り入れながら、交流・観光スポットの設置、さまざまな業種のコラボレーションを実施しています。
行政、商店街、商工会議所に加え、まちづくり会社「みらいもりやま21」が連携したこれらの取り組みは、全国的にも注目を集めています。
守山駅前では平成26年に食と文化をキーワードに複合商業施設「チカ守山」、同29年には「cocotto
MORIYAMA」がオープン。
銀座商店街にはこだわりをもった新店の出店が続き、守山小学校と幼稚園を合築、さらに飲食店が入った地域の交流施設「あまが池プラザ」が併設され、通りに新しい風を吹かせています。
地域ぐるみの取り組みで活気のあるまちへ
歴史ある中山道の「東門院」は、平安時代に最澄によって開かれ、桓武天皇から比叡山を守る東門として「比叡山東門院守山寺」と名号され、そこから地名が”守山”と呼ばれるようになったと伝えられています。
普段は静かな院内ですが、毎月17日はご本尊・守山観音の縁日として地元の特産品や手作り小物が並ぶ門前アート市を
開き、18日の「まほろば茶論」では能、落語、演劇、写経・座禅などのイベントを行い、人々の集いの場にもなっています。
また、市が譲り受けた元内閣総理大臣・宇野宗佑氏の生家「うの家」は守山宿の拠点として機能し、昨年の来館者数は3万5千人を超え、年々1万人以上観光客が増加しています。
活気あふれる場所には人と人とのつながりが見え、それこそがこれからの地域活性に欠かせない要素であると”守山のまちづくり”が伝えています。
―大人の探訪スポット―
守山駅周辺は、新しい施設や店舗がオープンし、観光客も増えています。今、人が集まるところにはどんな魅力があるのでしょうか。この春は、守山のまちへ出かけてみませんか?
・01 ~比叡山東門院守山寺~
・02 ~米安珈琲焙煎所~
・03 ~WABARA Café(あまが池プラザ1F)~
・04 ~wine shop AZURE BLUE(ワインショップ アズールブルー)~
「中山道のまち並みと昭和の風情がただよう建物に魅かれ、この場所に店を開きました。地域のお店とのコラボも楽しいです」佐々木祐哉さん。ナチュラルな造りを心掛けるワインのセレクトショップ。グラスワインで1杯500円から提供し、料理は持ち込み可能。
場所・受付:セトレマリーナびわ湖(滋賀県守山市水保町)
TEL/077-585-1125