大和、綾瀬、海老名、寒川の3市1町の農家が育てた「湘南梨」の品評会がこのほど、大和市役所で開かれた。
3市1町の農家の生産技術向上や湘南梨のPRを目的に、毎年開かれている。会場は持ち回りで、大和市での開催は4年ぶり。
今回、「幸水」「秀玉」など計80点が出品された。神奈川県農業技術センターの職員2人が、大きさや形、糖度などを審査。最優秀に当たる優等賞には、大和市の関水千代子さんが手掛けた幸水が選ばれた。
出品された湘南梨について同センター職員は「照りが強く、高温が続いたことから樹勢の弱りが心配されたが、全体的に良いものが多かった」と講評した。
審査終了後には販売会が行われ、出品された梨が約20分で売り切れた。