シンフォニアテクノロジー、豊橋のクリーン搬送機器工場を増強 16億円投資

 シンフォニアテクノロジー(社長・斉藤文則氏)は、16億円を投資し豊橋製作所(愛知県)でクリーン搬送機器工場を拡張する。半導体装置の需要増に対応する狙いで、来月にも着工し来年9月の完成を予定している。

 拡張工事では既存の工場建屋を3840平方メートル増築する。これによりクリーン搬送機器事業の生産能力はタイ工場を含め今の年間175億円分から250億円分へと高まる。

 シンフォニアは今年度からの3カ年中期経営計画で、同事業の売上高を132億円から200億円以上へ引き上げる目標を定めている。工場拡張で能力増強と共にクリーン度を高め、大気搬送ウェーハロボットとロードポートのモジュール機器であるEFEMや真空システムといった高付加価値品の比率向上を図る。

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