メルセデス・ベンツ Eクラスが一部改良、本革シートを標準装備化&内外装デザインをリフレッシュ

メルセデス・ベンツ Eクラス少改修

Eクラスが少改修、変更点はどこ?

メルセデス・ベンツは8月22日、Eクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)を一部改良し販売開始した。主な変更点としてはV6エンジンの最高出力を向上させた「E400 4MATIC」を新たに導入したほか、内外装のデザイン変更、本革シートの標準装備化、新型CLSを共通となる新デザインのエアコン送風口の採用など。

Eクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)共通の主な変更点

新たにE450 4MATICを導入

従来の「E400 4MATIC」で採用されていた3.5リッターV6のM276エンジンを、排気量3.0リッターに変更。最高出力が34PS(+25kW)、最大トルクが20N・m向上し、最高出力367PS(270kW)、最大トルク500N・mとなった。

またこれに伴い、従来型となる「E400 4MATIC」は生産を終了する。

ステアリングのデザイン変更

ステアリングはメルセデス・ベンツ最新世代の上質かつスポーティなデザインを採用。さらに、ステアリングから手を放さずに、ナビゲーションの操作や車両の設定などを行うことができる「タッチコントロールボタン」や「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」を操作するスイッチを追加、操作性を向上している。

Eクラス(セダン/ステーションワゴン)の主な変更点

一部モデルに本革シートを標準化

メルセデス・ベンツ Eクラス少改修

「E200 アバンギャルド」、「E200 4MATICアバンギャルド」、「E220d アバンギャルド」、「E250 アバンギャルドスポーツ」および「E350e アバンギャルドスポーツ」の本革シートを標準装備とした(従来はオプション)。

「E4504MATICエクスクルーシブ」のホイールデザインを変更

「E450 4MATICエクスクルーシブ」には新たに、空力を考慮した18インチ5スポークアルミホイールを採用。

Eクラス(クーペ/カブリオレ)の主な変更点

「イルミネーテッドエアアウトレット(前席)」を採用

メルセデス・ベンツ 新型CLS
メルセデス・ベンツ 新型CLS

※写真は新型CLSのもの。

新型「メルセデス・ベンツ CLS」から採用されるイルミネーテッドエアアウトレットを前席に採用。これはタービンエンジンをイメージしたスポーティなデザインの送風口で、全体がシルバーシャドー仕上げとなっているほか、64色から選択可能なイルミネーションが送風口の内側に仕込まれている。

また、エアコンディショナーの温度を上げる操作を行った場合にはアンビエントライトが赤く、温度を下げる操作を行った場合には青く光るなど、操作内容が直感的に感じられる機能も新たに追加。

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メルセデス・ベンツ Eクラスってどんなモデル?

メルセデス・ベンツ Eクラスは、世界で累計1,200万台以上の販売台数を誇る、メルセデス・ベンツの中核をなすモデル。1947年に発表されたW136/191型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。

2016年7月に発表した現行型Eクラスは、最先端テクノロジーを搭載し、安全性、快適性を高次元で両立した次世代のインテリジェントドライブを体現する。

新型Eクラス 価格表

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