9回表ジェネット決勝弾 レッズがシーソーゲームを制す

【レッズ9-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

初回に4点を先制されたレッズは、3回表に3点、4回表に4点を奪って逆転に成功。8回裏にリリーフ陣が崩れ、7対7の同点に追い付いかれてしまったものの、9回表にスクーター・ジェネットの19号勝ち越しソロなどで2点を奪い、9対7でブリュワーズとのシーソーゲームを制した。ブリュワーズは9失点の半分以上が非自責点であり、2つのエラーが大きく響いた格好。地区最下位のレッズを相手に手痛い敗戦を喫し、ドジャースを破ったカージナルスに抜かれて地区優勝争いでは3位、ワイルドカード争いでは2位に後退した。

古巣相手に貴重な決勝弾を放ったジェネットは「試合に勝つと気持ちが良いね。今日は(点の取り合いになって)面白い試合だった」と試合を振り返った。いきなり4点のビハインドを背負ったレッズだが、3回表にサル・ロマノとフィリップ・アービンのタイムリーなどで1点差とし、4回表にはアービンとジェネットのタイムリーなどで4点を奪って逆転。8回裏に同点とされたものの、9回表に2点を奪って接戦をモノにした。レッズのジム・リグルマン監督代行は「今日は試合を通してラッキーなことが多かった」と勝利を喜びつつも、「ミスもたくさんあったね」と反省を忘れなかった。

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