芋焼酎「教会の島」ミニボトルいかが 五島灘酒造

 長崎県新上五島町有川郷の五島灘酒造(田本喜美代社長)は定番商品、芋焼酎「教会(いのり)の島」のミニボトル(300ミリリットル、880円)を8月上旬から町内限定で販売している。企画した田本佳史専務(37)は「お土産品として、旅行者に島の思い出の一つにしてもらえれば」と話す。
 「教会の島」は町内産のサツマイモ「紅さつま」が原料で、すっきりとした味わいが特長。9年ほど前から720ミリリットル入りを販売していたが、町内消費が中心だったため、手軽に持ち帰ることができるよう小さなサイズを考案した。
 ミニボトルは五島の海をモチーフにした青色。キャップをろうで固定し、西欧文化が渡来した時代の雰囲気を表現した。町観光物産協会の土産品コーナーで販売しており、今後は取り扱い店舗を拡大していく。問い合わせは同社(電0959・42・0002)。

「教会の島」のミニボトルを企画した田本専務=新上五島町、五島灘酒造

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