長崎県内企業の社長 出身大学 福岡大が最多 長崎大3位、長崎総合科学大5位

 県内の社長1871人のうち、出身大学で最も多かったのは福岡大の157人だった。次いで、日本大の129人。長崎大111人、慶応義塾大72人、長崎総合科学大66人と続いた。帝国データバンク福岡支店が22日、分析結果を発表した。
 九州・沖縄の社長2万2512人でも、最多は福岡大の2302人で、日本大1167人、九州産業大1091人の順。上位30大学のうち、長崎大は234人で26位だった。九州・沖縄域外が13大学あった。
 同支店は、社長の就任経緯を出身大学別にみると、地元の大学ほど「創業者」の割合が高い傾向にあると分析。「地域経済活性化に欠かせない起業家の育成や成長支援のため、産学官の連携した取り組みが重要」と指摘した。
 また、男女別にみると、女性社長の出身大学上位10大学のうち、活水女子短大(2005年に閉学)が3位だった。
 調査は帝国データバンクの企業データ(6月時点)のうち、出身大学が分かる九州・沖縄企業の社長を集計した。

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