MotoGP:マルケス、シルバーストンはホンダの「マシンに合っている」。ウエットにも自信あり

 MotoGP第12戦イギリスGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)

 チェコGP、オーストリアGPと優勝からは遠ざかっているが、ここまで最多の5勝を記録、カタルーニャGPから5戦連続で表彰台に立ち、チャンピオンシップ争いをリードしているマルケス。

 シルバーストンでは2013年に2位表彰台、2014年に優勝。2013年、2014年、2015年、2017年とMotoGP参戦5年で4回ポールポジションを獲得している。昨年のレースはトップ集団に加わり、3番手走行中にマシントラブルでリタイアに終わった。

「シルバーストンは高速でテクニカルコースだけど、僕たちのマシンには合っており、いつものように全力をつくしたい。コースも再舗装されたので、これをパフォーマンス向上に役立てなければならない」

「オーストリアで久々に雨の中で走り、ウエットコンディションでも速く走れることを確認した。これは今週末に向けていいニュースだ。イギリスGPは天候を考慮しなければならないが、コンディションに関係なく、表彰台獲得に向けてトライしたいね」

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング11位)

 前戦オーストリアGPで7位に入賞し、ランキング11位に浮上したペドロサだが、今シーズンはここまで表彰台に立てていない。シルバーストンでは2012年と2013年に3位表彰台を獲得、2010年以降、全戦でシングルフィニッシュを達成し、昨年は7位に入賞している。

「シルバーストンは好きなコースのひとつ。路面はバンピーで天候も不安定が、コースは再舗装されたので、フィーリングを確認した上で、レースの準備を進めるために金曜の午前のセッションからいい仕事がしたい」

「天候は予測することができないから、どんなコンディションでも対応できるように、しっかりと準備を整えなければいけない」

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