テーランが7回2安打1失点の快投 ブレーブス投手戦制す

【ブレーブス2-1パイレーツ】@PNCパーク

ナ・リーグ東部地区首位のブレーブスは1回表にロナルド・アクーニャJr.の20号先頭打者アーチで先制し、先発のフリオ・テーランが5回裏にコリン・モランに同点タイムリーを浴びたものの7回2安打1失点の快投を披露。8回表一死満塁からフレディ・フリーマンの犠牲フライで勝ち越しに成功すると、8回裏をブラッド・ブラック、9回裏をジョニー・ベンタースが無失点に抑え、2対1で接戦を制した。好投したテーランは今季9勝目(7敗)をマークし、ベンタースはブレーブスでは前回所属時の2011年以来7年ぶりとなるセーブを記録。一方、パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは6回2安打1失点と好投したがものの打線の援護がなく、勝利投手になることはできなかった。

ブレーブスがエースの好投でパイレーツ3連戦をスイープし、地区首位を堅持した。先頭打者アーチを放ったアクーニャJr.は直近13試合で4本目、今季通算6本目の先頭打者アーチとなり、オールスター・ブレイク後は打率.339・13本塁打・OPS1.164と好調を維持。6本の先頭打者アーチはアストロズのジョージ・スプリンガーと並んで今季メジャー2位タイの本数となっている(1位はカージナルスのマット・カーペンター:8本)。1点リードの9回裏には腰を痛めているクローザーのA.J.ミンターではなく、ベンタースが登板。二死後にグレゴリー・ポランコに二塁打を浴びたものの、フランシスコ・セルベリを1球で投手ゴロに打ち取り、2011年8月22日(現地時間)以来7年ぶりとなるブレーブスでのセーブをマークした。

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