
22日に天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会の4回戦が行われ、サガン鳥栖がヴィッセル神戸に3-0で勝利した。
サガン鳥栖が2点をリードして迎えた84分に、敵陣左サイドを駆け上がった福田晃斗(同クラブ)が巧みなターンやトラップで高く弾んだボールをコントロール。すかさずドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、FWフェルナンド・トーレスへ正確なパスを送り、同選手のゴールをアシストした。この福田の好プレイにスペイン紙『MARCA』の電子版が反応。「(トーレスの)チームメイトによる残忍なドリブル」、「トーレスは彼(福田)から最高の贈り物を受けた」と、福田へ惜しみない賛辞を贈っている。
運動量が落ちやすい試合終盤に敵陣深くに侵入し、敏捷性の高さと卓越した足下の技術を見せつけた福田。かねてより無尽蔵のスタミナに定評がある同選手だが、今後も積極的に攻撃に関与し、トーレスとのホットラインを形成できるかに注目だ。