広島7点差ひっくり返す大逆転勝利でM24、中日もサヨナラ …セ23日こうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

広島は3点を追う9回に丸同点3ラン、鈴木サヨナラ弾

 セ・リーグは23日、各地で全3試合が行われた。順位の変動はなかったが広島が7点差をひっくり返す大逆転勝利でマジックは2つ減り24となった。

 広島は本拠地ヤクルト戦で9-8のサヨナラ勝ち。3点を追う9回に丸の28号3ランで同点に追いつくと、鈴木が24号サヨナラホームランを放ち試合を決めた。ヤクルトは4回まで7点リードする展開だったが先発の原が7回途中5失点、守護神・石山が3点のリードを守り切れなかった。

 DeNAは一発攻勢で6-0と巨人に圧勝。初回にソトの24号ソロ、筒香の27号ソロで2点を先制すると、6回にも筒香が28号ソロ、7回はソトが25号2ランと計4発で試合を決めた。先発の東は7回無失点の好投で8勝目。巨人は投打ともに精彩を欠いた。

 中日は本拠地での阪神戦を4-3でサヨナラ勝ち。3-3で迎えた9回に1死一、二塁のチャンスを作ると、ビシエドが右前にサヨナラタイムリーを放ち試合を決めた。阪神はメッセンジャーが7回3失点の力投を見せたが、9回に登板した藤川が誤算だった。

【22日終了時点】
1広島 63勝42敗2分 M26
2ヤクルト 52勝53敗1分 11.0
3巨人 55勝57敗2分 0.5
4阪神 49勝53敗1分 1.0
5DeNA 47勝59敗2分 4.0
6中日 49勝62敗1分 0.5

【23日終了時点】
→1広島 64勝42敗2分 M24
→2ヤクルト 52勝54敗1分 12.0
→3巨人 55勝58敗2分 0.5
→4阪神 49勝54敗1分 1.0
→5DeNA 48勝59敗2分 3.0
→6中日 50勝62敗1分 0.5(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2