忍者になりきり手裏剣投げ 小田原でイベント、26日まで

 小田原を中心に繁栄した後北条氏を戦国時代に陰で支えたとされる忍者集団を知ってもらうイベント「風魔まつり」が25、26の両日、小田原市城内の小田原城址公園二の丸広場で行われる。市観光協会主催で6回目。

 吹き矢、手裏剣投げ、迷路などを体験できる「忍者道場」(大人1回200円、子ども同100円)が設けられ、忍者衣装の貸し出し(大人1回60分以内500円、子ども同300円)も行う。また、忍者演武などステージイベントも予定。新企画として、独自の忍者衣装で会場を訪れた人には、オリジナルストラップがプレゼントされる。

 風魔忍者は1495年から1590年にかけて後北条氏に仕えたとされ、一党の頭領は代々、風魔小太郎と名乗った。81年の北条氏直と武田勝頼との戦いで武田軍を混乱させたことなどが言い伝えられている。問い合わせは市観光協会電話0465(22)5002。

© 株式会社神奈川新聞社