基地の街にぎわう 佐世保で「アメフェス」

 米海軍佐世保基地がある長崎県佐世保市ならではの日米交流行事「アメリカンフェスティバル2018 in SASEBO」が25日、基地内のニミッツパーク(平瀬町)と隣接する佐世保公園で始まり、グルメや音楽、スポーツなど多彩なイベントでにぎわった。26日まで。
 佐世保青年会議所などでつくる実行委(西田剛委員長)と同基地主催。会場にはアメリカンステーキやケバブなど約30の出店が立ち並び、ステージはダンスバトルや音楽ライブなどで盛り上がった。基地内のバスツアー、ドック型揚陸艦の見学もあった。
 フェスは1985年に始まり、米中枢同時テロの影響で2003年に中断。復活を求める市民の声に応えて15年に再開した。
 26日はボディービル大会や、佐世保バーガー早食いコンテストなどがあり、午後8時45分から700発の花火が打ち上がる。入場無料だが、ニミッツパークに入るには、免許証や学生証など写真付きの身分証明書が必要。

激しいダンスバトルを繰り広げる参加者=佐世保公園

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