レイズ8連勝 レッドソックスは今季初めての被スイープ

【レッドソックス1-9レイズ】@トロピカーナ・フィールド

7連勝中と好調のレイズは投打にレッドソックスを圧倒。12安打の猛攻でレッドソックス投手陣から9点を奪うと、先発のブレイク・スネルは6回2安打1失点と好投し、レッドソックスに今季初となるスイープをお見舞いした。初回に崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリーなどで2点を先制したレイズは、3回裏にトミー・ファムのタイムリーとケビン・キアマイアーのタイムリー三塁打で3点を追加。その後も着実に加点し、終始試合を優位に進めた。レイズがレッドソックスをスイープしたのは2014年5月以来4年ぶり。また、今季1度も被スイープがなかったレッドソックスが被スイープを喫したのは2017年8月以来1年ぶりとなった。

6回1失点の好投で今季16勝目(5敗)をマークしたスネルは「レッドソックスをスイープすることで、僕たちはたくさんのことを証明できたと思う」と誇らしげに3連戦を振り返った。左肩の疲労による故障者リスト入りからの復帰後は5先発で4勝0敗、防御率1.04と安定感抜群のピッチングを展開し、16勝はリーグトップタイ、防御率2.05と被打率.179はリーグ2位、WHIP0.99はリーグ4位の好成績。サイ・ヤング賞候補の1人に挙げられてもおかしくないほどの素晴らしい活躍を続けている。ケビン・キャッシュ監督は「球界にはたくさんの好投手がいるけど、私にとっては彼がベストだよ。議論の余地はない」とエース左腕を絶賛していた。

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