サガン鳥栖は27日、DF小林祐三の負傷経過を発表した。
26日に行われた明治安田生命J1リーグ第24節のガンバ大阪戦で、右サイドバックとしてスターティングメンバーに名を連ねた小林。前半40分を回ろうとしたころに突然、口元を押さえながらピッチ上でうずくまり、苦しみ出す。チームメイトやスタッフがすぐに駆け寄り、スタジアムが騒然とする場面が見られた。プレイ続行は不可能で、そのまま担架に乗せられ運び出されていた。
クラブの公式サイトによると、その後、小林は鳥栖市内の病院へ救急搬送されたとのこと。熱中症の症状が見られたが、現在症状は落ち着いてきているという。ただ、検査の上、念のためこの日は入院して経過観察を行うようだ。
19時キックオフの試合にも関わらず、この一戦が行われたベストアメニティスタジアムは、気温30.4度と湿度70パーセントを記録していた。加えて、鳥栖は天皇杯も勝ち進んでいたため、8月11日に行われた第21節の浦和戦から5連戦ということもあり、疲労も溜まってコンディション調整が追いつかなかったのかもしれない。