ヤンキースが4連戦をスイープ 首位との差は6ゲームに

【ヤンキース5-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキースは2回表にルーク・ボイトの4号2ランで先制すると、続く3回表にはミゲル・アンドゥハーのタイムリー二塁打でさらに2点を追加。先発のルイス・セベリーノは6イニングを投げ切れなかったものの、6回途中まで107球を投げて被安打4、奪三振8、与四球2、失点3(自責点2)と試合を作り、両リーグ単独トップとなる今季17勝目(6敗)をマークした。敵地でのオリオールズ4連戦をスイープしたヤンキースは、レイズに被スイープを喫したレッドソックスとのゲーム差が6に。両軍のゲーム差は一時は10.5まで広がったが、ここにきてヤンキースに逆転優勝の可能性が出てきた。

勝利投手となったセベリーノは「(逆転優勝のためには)みんなが一生懸命にプレイしなければならないということをチーム全員が理解していると思う」と力強く語った。「僕たちはレッドソックスのことを考えているわけではない。ヤンキースが試合に勝つことだけを考えている。僕たちは良い成績を残しているし、今の戦いを続けていけば、良い結果が待っていると思うんだ」とセベリーノ。レッドソックスが調子を落とし、ヤンキースが再び勢いに乗りつつある今、6ゲームはそれほど大きな差であるとは言えないだろう。ヤンキースの大逆転は実現するのか。両軍の直接対決はまだ6試合残っている。

© MLB Advanced Media, LP.