宮古島旅行の手配とリアルなお金の話【宮古島旅行記21】

池間大橋

宮古島旅行記最終回の今回は、航空券や宿、レンタカー、オプショナルツアーの手配や価格など、リアルなお金の話をまとめたいと思います。あくまで筆者が手配したときの話になりますが、夏の宮古島旅行の相場が知りたい人のお役に立てば幸いです。

【日程】8月下旬は台風が心配

日程をいつにするのか?これはけっこう迷いました。スケジュール的に夏休みシーズンをはずすことはできなかったのですが、なるべく安くて天気のよい日程で行きたいものです。

筆者の場合、過去10年分の宮古島の天気予報データをリサーチしつつ(ネットで簡単に調べられます)、同行者らの予定や予算を考えて、8月の頭に3泊4日で宮古島旅行を計画しました。

8月下旬になると台風が心配ですし、実際筆者は、過去にLCCで沖縄旅行をした際、帰りの便が台風で飛ばず、しかしどうしても帰らねばならず、ANA臨時便の正規料金で帰り、かなりの散財となった経験があります。おまけに行きはLCCで成田発、帰りはANAで羽田着だったので、後日成田の駐車場に車をとりに行かねばなりませんでした。

【航空券】直行便もあり。沖縄経由ならさらに安くなる

宮古島までは沖縄経由の乗り継ぎ便の方が安くなりますが、直行便もあります。直行便だと片道3時間程度(便により2時間半〜3時間半の場合も)。

筆者は子連れだったのと、なるべく移動時間を短縮したかったのとで、直行便にしました。航空券はスカイスキャナーで比較検索。予約時期はGW明けすぐで、往復1人55,380円でした。決して安くはありませんが、この後もアラートを設定していたところ、これより安くなることはありませんでした。

【行き】全日空 ANA087

券種:旅割75(普通席)1名24,790円

東京(羽田)発 11時55分 ― 宮古着 14時45分

【帰り】日本航空 JTA022

券種:先得割引-タイプB(普通席)1名30,590円

宮古発 20時05分 ― 東京(羽田)着 22時50分

スカイスキャナーにて検索/予約

https://www.skyscanner.jp

ちなみに、夏休みシーズンでなければもっと安い航空券も当然あります。例えば、2月発着の航空券の場合、直行便でも往復25,000円程度のチケットが検索であがってきました。さらに、予約時期が早ければ安くなる場合も、もちろんあります。例えば来年の8月頭の航空券ですと、同じく直行便で往復25,000円程度のチケットが検索であがってきました(2018年8月24日検索)。早めの準備と決断が大事!ということですね。

宮古島は冬でも海に入れます。冬の宮古島についてくわしくは、過去記事『実は今がベストシーズン!まるでハワイのような日本の楽園「宮古島」』『一度訪れたら魅せられてしまう。虜になる「宮古島」への旅』をチェックしてみてください。

【宿・ホテル】高級リゾートから格安ホテルまでいろいろ

宿は本当にいろいろな選択肢があります。筆者はブッキングドットコムやAirbnbで検索することが多いです。

ブッキングドットコム

https://www.booking.com/index.ja.html

Airbnb

https://www.airbnb.jp

(C)House for rent Tukiumisou

今回は、古民家一軒家貸切をねらっていたので、Airbnbで見つけたレンタルガーデンハウスつきうみ荘を予約。こちらも航空券と同じGW明けの週に予約しています。

レンタルガーデンハウスつきうみ荘

一軒家貸切 3泊1名12,834円(1泊1名4,278円 6名で宿泊)

一軒家貸切の宿は、時期はもちろん、宿泊する人数によっても価格が変わります。食事は基本なしで素泊まり。

つきうみ荘についてくわしくは、『宮古島で古民家一軒家貸切宿泊、ゆったりとした島時間を満喫する【宮古島旅行記16】』をどうぞ。

ちなみに、筆者はブッキングドットコムの場合は気になる宿をまず予約しておさえてからキャンセル無料期間中に吟味し、絞り込むということをよくやります。Airbnbはキャンセル無料期間が48時間と短いところが多く、ホストと1対1のお付き合いになるのでそうしたやり方はいたしません。

ただ、以前ブッキングドットコムの処理画面では「すべてのキャンセル手続きが完了」と表示されたのに宿泊料金の引き落としがあり、慌てて確認したところ、宿からのメールに「キャンセルの場合は宿まで一報」するように書いてありました。結果的に返金はされたのですが、それなりの額の宿泊料金を一時的に立て替える形になり、きつかった経験があります・・・みなさまもご注意ください。

【レンタカー】軽のミニバンが案外便利!

宮古島はけっして大きな島ではないのですが、橋でつながる来間島、伊良部島、下地島、池間島など見どころがまわりの島々にも多くあるので、できればレンタカーでまわりたいものです。

宮古島から伊良部島へ続く伊良部大橋

筆者らは6名での旅行だったので、はじめ8人乗りのミニバンにするつもりだったのですが、これがけっこう高い。3泊4日で4万円くらいするのです。それだったら別行動もできるからと、コンパクトカーと軽ミニバン、計2台を借りることに。

宮古島エアレンタカー

https://www.miyakojima-rentacar.com

コンパクトカー 3泊4日 12,320円

アクアレンタカー

https://www.aqua-rentacar.com

軽ミニバン 3泊4日 10,000円

レンタカーは普通にネットで検索して比較し、価格の安さで決めました。スカイスキャナーのレンタカー検索を使ってもいいと思います。こちらは航空券や宿に一歩遅れる形で、GW明けの翌々週予約でしたが、すでにかなり予約が埋まっていました。

安いコンパクトカーが同じ会社で2台見つからず、しかたなく別の会社で軽ミニバンを借りたのですが、こちらはシートがビニールなので海からあがって水着のまま乗車でき、バゲッジスペースも広くてビニール敷きでマリングッズを気軽に収納できました。乗り心地はコンパクトカーより劣りますが、海遊びの移動には大活躍!

ちなみに、レンタカーを借りずにその分節約したい人は、過去記事『宮古島絶景 1 日バスツアーが好評につき再登場!』で紹介した島内バスツアーがおすすめですよ。

【オプショナルツアー】ウミガメシュノーケルツアー

ネットで検索したところ、ウミガメシュノーケルツアーの価格帯はだいたい4500円〜8000円くらい。基本的にライフジャケット・シュノーケルセット(度入りもあり)付きです。寒い時期はウェットスーツが必要になりますが、ウェットスーツは別料金のところも(1人1000円〜1500円くらい)。写真撮影なしだと5000円台が多く、インストラクター撮影の写真や動画付きだと6000〜7000円台が多くなるように見えました。

(C)umi.miyakojima

筆者はウミガメと写真を撮ってもらいたかったので、写真のクオリティを重視して以下のショップを利用しました。

宮古島シュノーケル専門店 海umi

http://umi-miyako.com

ウミガメと泳ぐフォトツアー 1人 6,500円

どんな写真が撮れたのか、ウミガメツアーの選び方についてさらにくわしく知りたい人は、『宮古島でウミガメと泳ぐ!ウミガメツアーの選び方とおすすめツアー 【宮古島旅行記19】』をご覧ください。

3泊4日の宮古島旅行、総額どれくらい?

宮古島 砂山ビーチ

【航空券】往復1人 55,380円

【宿】3泊1名 12,834円(1泊1名4,278円 一軒家貸切6名で宿泊)

【レンタカー】3泊4日1人 3,720円(コンパクトカー 3泊4日12,320円+軽ミニバン 3泊4日10,000円を6名で割った金額)

【ウミガメシュノーケルツアー】1人 6,500円

【食費】3泊4日 20,000円(1日5000円×4日)

朝食 200円くらい(自炊)

昼食 800円くらい(宮古そばや沖縄料理定食など)

夕食 3000円くらい(沖縄料理店でお酒やごちそうを楽しんでこれくらい)

+おやつやアイス、ジュースなど 1000円くらい

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3泊4日 1人98,434円

ざっとまとめた予算はこんな感じ。3泊4日で大人1人10万円弱です。想像よりずっと、外食が安くすんだことに驚きました。

「なかゆくい商店」の紅芋サーターアンダギー

「琉宮」の宮古牛にぎり

例えば、『何を食べてもおいしくて感激した、伊良部島「琉宮」の島ごはん【宮古島旅行記18】』で紹介したお店でも、1人3000円かかっていません。

ちなみにお土産代は入っていません。そこは適宜ご自身の予算をプラスしてみてくださいね。一番高くつくのが航空券なので、旅行時期をオフシーズンにしたり、沖縄経由にしたりすることで、もっと安くあげることができると思います。

伊良部島のシンビジ

下地島空港17エンドの海

宮古島の見どころやおすすめグルメ、お土産については、【宮古島旅行記1】〜【宮古島旅行記20】をぜひチェックしてくださいね!

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