終盤に点を取り合った一戦はRソックスがサヨナラ勝ち

【マーリンズ7-8xレッドソックス】@フェンウェイ・パーク

3連敗中のレッドソックスは1対1の同点で迎えた3回裏にアンドリュー・ベニンテンディのタイムリー二塁打などで2点を勝ち越し。6回裏にはエドゥアルド・ヌニェスの8号ソロでリードを3点に広げて試合終盤を迎えたが、8回表にマット・バーンズがJ.T.リアルミュートとスターリン・カストロに連続本塁打を浴びて同点に追い付かれ、さらにヒース・ヘンブリーがラファエル・オルテガに勝ち越し2点タイムリーを許してしまう。その裏、レッドソックスは3点を奪って逆転に成功したものの、9回表に守護神クレイグ・キンブレルがリードを守れず、再び同点に。しかし、9回裏に一死一、二塁のチャンスを作り、併殺を狙ったマーリンズ守備陣のミスを誘ってサヨナラ勝ちを収めた。

レッドソックスは試合終盤の点の取り合いを制してサヨナラ勝ちを収め、連敗を3でストップ。2位ヤンキースとの6.5ゲーム差をキープした。2安打2打点の活躍を見せたジャッキー・ブラッドリーJr.は「今夜、勝利を収めることができたのは驚くべきことだね。試合に勝つことは負けるよりもずっと楽しいよ」と歓喜の声を上げ、アレックス・コーラ監督も「試合終盤は投手陣が崩れてしまったけど、打線がよく頑張ってくれたおかげて勝つことができた」とコメント。終盤2イニングで6失点という救援陣の乱調ぶりを打線がカバーし、チーム一丸となって勝ち取った白星だった。

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