【平成の長崎】旧正月祝って 華やかランフェス  平成3(1991)年

 旧暦の中国正月を祝うランタン(灯ろう)フェスティバルが1991年2月15日から長崎市新地町の長崎新地中華街で始まり、色とりどりの飾り付けで祭りムードが漂っている。19日まで。
 昭和61年に中華門が完成して以来、中華街らしいお祭りを、と同中華街商店街振興組合が主催。十字路になっている中華街全体に赤や黄色、十二支をかたどった灯ろう1,000個を取り付けてカラフルに色付けした。
 この日はあいにくの雨で、夕方のオープニング前には灯ろうにビニール袋がかけられていたが、午後5時半にはけたたましい爆竹の音とともに点灯。中国の幻想的な雰囲気に包まれた。
(平成3年2月16日付長崎新聞より)

あいにくの雨の中、開幕したランタンフェスティバル=長崎・新地中華街=

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