ブレーブスが終盤勝ち越し 2位と今季最大4.5ゲーム差

【レイズ5-9ブレーブス】@サントラスト・パーク

ブレーブスは1点ビハインドの5回裏にニック・マーケイキスの2点タイムリー二塁打などで4点を奪って逆転に成功したが、対するレイズも6回表にブランドン・ロウのメジャー初本塁打となる1号2ラン、8回表にウィリー・アダメスのタイムリーが飛び出して5対5の同点に。しかし、ブレーブスは直後の8回裏に無死二、三塁のチャンスを迎えると、ダンズビー・スワンソンの内野ゴロの間に勝ち越しに成功し、さらにタイラー・フラワーズに6号2ラン、エンダー・インシアーテに9号ソロが飛び出して勝利を決定付けた。

8回裏に一挙4点を勝ち越したブレーブスがレイズを破って2連勝。2位のフィリーズが痛恨の逆転負けを喫したため、2位とのゲーム差は今季最大の4.5に広がった。8回裏に9号ソロを放ったインシアーテは「フィリーズの試合経過は気にしていたよ。僕は嘘をつかないからね。9回にスコアが変わったときには喜んだよ」と本音をポロリ。優勝経験が少ない、あるいは全くない選手がロースターの大半を占めるブレーブスは、優勝争いのプレッシャーを感じながら戦い続けているということだろう。「優勝争いをするなかで投げるのは久しぶりだよ」と語ったのは2013年の地区優勝を知るフリオ・テーラン。「1位の座を最後まで手放したくないね」と今後さらに激しさを増すであろう優勝争いへの意気込みを口にした。

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