ドイツの8割がサマータイム廃止を希望 東京オリンピックを目前に控え、日本では夏時間導入の可能性も

欧州では今年3月25日から10月28日までの期間で設定されているサマータイム。毎年この時期になると、時間の切り替えに対して、廃止するべきだという意見が見られる。

ライニッシェポストと世論調査会社Civeyが行った調査によると、ドイツ人の80%以上が夏時間・冬時間をなくして、年中統一して欲しいと望んでいることが分かった。

詳細を見てみると、46.1%が夏時間を年中維持したいと考えており、冬期間を維持したいという人は34.9%。理由としてはまだ外が暗い状態で目を覚まし、夜は眠りたくても寝付けない問題があり、頭痛を訴えている人もいるという。

現在、欧州委員会でもこの議題が出ているが、経済の観点から国ごとに決めることはリスクを伴うため、EU全体で廃止するか、継続して時間の変更を維持するのかが問われそうだ。

6 April 2018

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