Dバックスが接戦を制して単独首位に スーザJr.が躍動

【ダイヤモンドバックス3-1ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ジャイアンツに2試合連続で完封負けを喫していたダイヤモンドバックスだが、3連戦の最終戦はスティーブン・スーザJr.の活躍と先発のザック・ゴッドリーの好投により3対1で勝利。敵地での3連戦の被スイープを回避し、試合がなかったロッキーズに0.5ゲーム差をつけて単独首位に再浮上した。「打」のヒーローであるスーザJr.は3回表に4号先制ソロを放つと、4回表にはレフトへのタイムリー二塁打でチームの3点目を叩き出す活躍。6回表にはグレガー・ブランコが放った長打性の打球をダイビングキャッチする好守も見せた。一方、「投」のヒーローであるゴッドリーは8回途中まで94球を投げて被安打2、奪三振6、与四球1、失点1という見事なピッチング。チーム単独トップとなる今季14勝目(7敗)をマークした。

ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は今季初めてスーザJr.を1番打者として起用。「これは数週間前にスーザが私に言ってきて、私も検討していたことなんだ」と語ったが、その起用が見事に的中した形となった。スーザJr.は「僕は1番を打つのが大好きなんだ」と語り、1番打者として活躍できたことに満足げ。打っては先制弾とタイムリー二塁打で2打点を叩き出し、守っては好守を連発し、大好きなポジションで躍動してチームの勝利に大きく貢献した。なお、ダイヤモンドバックスは3回表にスーザJr.が先制弾を放つまで25イニング連続無得点が続いていたが、これは2010年6月の31イニング連続無得点に次ぐ球団史上ワースト2位の記録となった。

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