現地時間29日にUEFAチャンピオンズリーグのプレイオフ(2ndレグ)が行われ、レッドスター・ベオグラードが敵地でRBザルツブルクに2-2で引き分けた。2戦合計スコア2-2で両チームが並んだものの、アウェイゴールの差でレッドスター・ベオグラードの本選出場が決定している。
現行の大会名(UEFAチャンピオンズリーグ)が採用された1996-1997シーズン以降では初となる、本選出場権獲得を成し遂げたレッドスター・ベオグラード。この快挙を受け喜びを爆発させた同クラブのサポーターが、2ndレグ終了後にピッチ内へ侵入。多数のファンが選手と抱擁やキスを交わしたほか、選手のユニフォームを剥ぎ取る者まで現れた。英『THE Sun』がこの出来事を伝えている。
直前の公式戦でサポーターが人種差別に繋がるチャントを歌ったことが災いし、プレイオフの1stレグを無観客で行うことを余儀なくされたレッドスター。本選への出場権を勝ち取った喜びを敵地で思う存分表現した同クラブのサポーターだが、UEFA(欧州サッカー連盟)から追加処分を受けないよう、節度ある行動を心がけたいところだ。