手首に拘束具、未明に呼び鈴押した半裸女性の謎解明

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太田清

共同通信大阪支社統括整理部長

太田清

共同通信大阪支社統括整理部長

共同通信社入社後、広島支局、大阪社会部、外信部、経済部、ベオグラード支局、モスクワ支局、ローマ支局、47NEWS編集長などを経て2019年10月より現職。イトマン事件、阪神大震災、コソボ紛争、ユーゴ空爆、モスクワ劇場占拠、アフガン紛争、ギリシャ財政危機、東日本大震災などを取材。

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女性のビデオ映像。米テキサス州モンゴメリー郡警察のフェイスブックから

 米テキサス州モンゴメリー郡で24日未明、女性が必死な様子で住宅街の住宅の呼び鈴を鳴らす姿が防犯カメラにとらえられた。女性はシャツ一枚着ただけで裸足、手首にはひものような拘束具が巻かれていた。

 女性はその後姿を消したため、地元警察などが捜索のためカメラの映像を公開。映像は50万回以上再生され、この女性が誰であるのかや、その安否が全米で大きな関心を呼んでいたが、警察はこのほど呼び鈴を鳴らしたのは近所に住む32歳の女性で、手首を縛るなどしたボーイフレンドの性的暴行から逃れ、助けを求めていたと明らかにした。英大衆紙デーリー・メール(電子版)などが伝えた。 

 女性は無事保護され現在は、家族とともにいるが、警察は暴行の被害者であることから氏名などを明らかにしていない。同棲中のボーイフレンドはデニス・レイ・コリンズ容疑者(49)で、自宅で銃により自殺しているのが見つかった。残されたメモには暴行の事実を認める記述があったという。コリンズ容疑者は2000年に性的暴行未遂容疑で逮捕され、5年間の執行猶予付きの有罪判決を受けていた。 

 被害者女性はボーイフレンドの元を逃げ出し、住宅街の2軒の家の呼び鈴を押したが、誰も出なかったため家に戻り、車に乗って逃げ出したと話している。コリンズ容疑者の元妻がビデオを見て、女性が同容疑者のガールフレンドだと警察に通報。警察が29日、同容疑者の自宅に急行したが、既に死亡していた。警察は暴行の発覚を恐れ、自ら命を絶ったとみている。 (共同通信=太田清)